このピンク色の
本のカバーを見るだけで
ビジネス書に慣れている方であれば
「フォレスト出版」の本であることが
分かってしまうと思います (笑)
さて、話は、日本から約1万キロも離れた
イギリスへと移ります!
英国に
ファイナンシャルタイムズ
Financial Times (略称:FT)という
経済紙があります。
グローバルな金融の中心地である
ロンドン・シティを代表するメディアのひとつで
世界中の金融業界関係者が、一目を置く新聞です。
さて、FTは、この写真の左上のように
新聞紙が、つねに薄いピンク色なのです。
(サーモンピンク)
それでは、なぜFTの紙は、ピンク色なのでしょうか?
この答えは
ズバリFTのホームページに書いてあります!
Q. Why is the Financial Times pink?
A. Since 1893, the Financial Times has used its distinctive salmon-pink newsprint as a distinguishing trademark to set itself apart from other daily news publications.
つまり~
他の日刊新聞から
自分たち自身を区別してもらうための
独特なトレードマークとして
1893年から新聞紙にあのピンク色を採用し続けてきた
他の(くだらない)日刊新聞と
一緒にされてはかなわん!というようなプライド!
紙がピンク色ならば
カフェで新聞(FT)を読んだり
FTを小脇に抱えて歩いているだけで
「あ、この人はシティで働くエリートだ」
と一目で分かるわけです。
★まさに「ブランディング」
いずれにしても「色」というのは
経営者や経営幹部が思っている以上に
とても大切な要素である!ということを
書いてみました。