店舗の 「居心地の良さ」 を
軽く考えていませんか~?
さて今日は
飲食店や商業施設の
「居心地 (いごこち) 」 に
フォーカスしてみたいと思います。
今年も 「節電の夏」 が、騒がれました!
そして、冬になると、札幌市の地下鉄は
「暖房を入れない」 という、信じられない作戦を
昨年から実施しています!
※ 今年も継続するのかは 「未定」 のようですが (笑)
TV、新聞、お役所、公共交通機関の駅も
「節電にご協力を …」
CMが流れ
大きなポスターが貼られています!
そして、一般消費者も
「電気を使うことは大罪」
そんな感覚をお持ちの方も
少なくありません!
しかし~
その本音はどうなのでしょうか?
飲食店や商業施設に入り
その瞬間に
外気温よりも 「モワっ」 と、暑く感じる!
この瞬間に、不思議なもので
「何かを買おうと思っていたモチベーション」
「何かを食べようと思っていたモチベーション」 は
「急激に減速する」 ものです!
そして、9月は季節の変わり目
屋外が暗くなっていく時間も
毎日の天気によって、めまぐるしく変化します。
前日と今日で、暗くなる時間が
1時間ぐらい異なる!なんていうことも
普通に起きるのが 「秋」 の、特徴ですよね!
一般消費者が
言葉として発する 「ハナシ言葉」 と
カラダが求める 「快適さ」 には
大きな開きがあるのが現実!
つまり、言葉は
「道徳」 や 「倫理」 などが
含まれて、発せられていきますが
カラダの 「快適さ加減」 は
そのようなことを考える前に
条件反射してしまうということなのです。
店内 (館内) の
室温設定をあなどっては
いけません!
そして
デジタルメーターに表示される室温を
信じてはいけません!
唯一、信じることが出来るのは
「体感温度」 です!
私のクライアントさんではない店舗でも
この 「体感温度」 のことを伝えるために
少々ひどいことをしています (笑)
「いらっしゃいませ」 と言われ
店内に入り、席に座る。
お水やおしぼりやメニューが出てくる時に
この体感温度で 「モワっ」 と感じた瞬間
私は 「暑いね!」 とひとこと言い
「また来るね!」 と
帰ってしまうようにしています。
いや~なお客さん …
と思われるかもしれませんが
言葉で説明するより
態度で表わした方が
店長をはじめスタッフの方へ
体感温度の重要性
そして居心地の重要性が
伝わると思うからです。
外気温が、激しく高かったり
激しく低かったりした場合には
料理やサービスのレベル以上に
大切な場合もあります!
そして、同じことが 「照明」 でも
言えるわけです!
「何時」 になったら …
「自動で」 照明が点灯する
★ 通用しません (笑)
お客様の 「体感」 に合わせて
照明を灯けたり、灯けなかったり …
それが、本当の
「サービス業の、あるべき姿」 だと、思います!
居心地の良さ!
… 英語でアトモスフェアと言いますが
今一度、真剣に
取り組んでみてはいかがでしょうか?